【初心者向け】2重スリーブ・ダブルスリーブの組み方|TCGスリーブ多重保護完全ガイド

2重スリーブ・ダブルスリーブの組み方|TCGスリーブ多重保護完全ガイド 特集・ガイド
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「インナースリーブとオーバースリーブを買ったけど、どう組み合わせて使えばいいかわからない」「公式スリーブの上にもう1枚かぶせたいけど、サイズが合うか不安」——多重スリーブは保護力を高める一方で、層ごとのサイズや組合せを誤ると入らなかったり裂けたりするので、最初の1セットを揃える前にちょっとした知識が必要です。

この記事では、スタンダードサイズ(ポケモンカード・MTG・ワンピースカードなど)ミニサイズ(遊戯王・ヴァンガード・バトスピなど)の両方を対象に、二重・三重スリーブの組み方とよく使われる組合せ事例をまとめました。各層に使うスリーブ単体の比較はインナースリーブの選び方ガイドオーバースリーブの選び方ガイドで詳しく扱っています。

  1. そもそも多重スリーブって何?
    1. 多重スリーブのメリット
    2. 多重スリーブのデメリット
  2. 多重スリーブの選び方
    1. ポイント1:自分のカードサイズを確認する
    2. ポイント2:二重か三重か、目的で決める
    3. ポイント3:デッキケースの容量を先に確認する
  3. スリーブの4層構造とサイズ早見表
    1. スタンダードサイズ用
    2. ミニサイズ用
  4. スタンダードサイズの組合せ事例
    1. 二重スリーブ:インナー + アウター(無地)
    2. 二重スリーブ:キャラスリ + オーバー(インナー省略型)
    3. 三重スリーブ:インナー + キャラスリ + オーバー
  5. ミニサイズの組合せ事例
    1. 二重スリーブ:インナー + アウター(無地)
    2. 三重スリーブ:インナー + キャラスリ + オーバー
  6. 公式スリーブとの組合せ事例
    1. ポケモンカード公式スリーブの組合せ
    2. 遊戯王公式スリーブの組合せ
    3. ヴァンガード公式スリーブの組合せ
  7. ゲーム別 二重スリーブの早見表
  8. 二重・三重スリーブの入れ方とコツ
    1. 二重スリーブ(ダブルスリーブ)の入れ方
    2. 三重スリーブ(トリプルスリーブ)の入れ方
    3. きれいに入れるコツ
  9. 二重・三重スリーブの向き(表裏・上下・挿入口)の揃え方
    1. 表裏・上下はデッキ全体で統一する
    2. 挿入口は層ごとに「互い違い」にする
    3. キャラスリ・オーバースリーブの向き
  10. よくある失敗・トラブル
    1. サイズ違いで入らない
    2. デッキケースに収まらない
    3. ぴったりすぎて裂ける
  11. 多重スリーブ対応のデッキケース選び方
    1. ポケモンカード(60枚デッキ)
    2. MTG スタンダード(メイン60+サイドボード15=75枚)
    3. MTG 統率者戦/EDH(100枚デッキ)
    4. 遊戯王(メイン40〜60+エクストラ15)
  12. 用途別おすすめ早見表
  13. よくある質問
    1. Q. 一重スリーブじゃダメですか?
    2. Q. 二重と三重、どちらを選べばいいですか?
    3. Q. 大会で使えるのは何重までですか?
    4. Q. 公式スリーブを使うならインナーは不要ですか?
    5. Q. キャラスリだけで対戦に出てもいいですか?
    6. Q. オーバースリーブのS/Mサイズの違いは何ですか?
  14. まとめ

そもそも多重スリーブって何?

多重スリーブは、カードを複数のスリーブで包んで保護する方法です。重ねる枚数によって呼び方が変わり、二重スリーブは「ダブルスリーブ」、三重スリーブは「トリプルスリーブ」とも呼ばれます。

構成層構成主な用途
一重カード + スリーブ1枚カジュアルプレイ、保管
二重カード + インナー + アウター(無地またはキャラ)大会・対戦の標準構成
三重カード + インナー + キャラスリ + オーバーキャラスリの絵柄保護重視

多重スリーブのメリット

  • カードを複層で保護:内側にインナーを入れることで、外側のスリーブを差し替える際もカード本体が直接触られない
  • シャッフル感が向上:裏面マット加工のスリーブを重ねると、滑りすぎずカット時の感触が安定する
  • キャラスリの絵柄を守れる:三重構成にすると、シャッフルで擦れやすいキャラスリの表面をオーバースリーブで保護できる

多重スリーブのデメリット

  • 厚みが増える:三重にするとデッキ全体の厚みが目に見えて増え、ケースに入らなくなることがある(特にポケカ60枚三重は要注意)
  • コストが増える:1デッキあたりインナー+アウター+オーバーで合計3製品が必要になる
  • シャッフルが固くなる:層が増えるとデッキが硬くなり、扱いに慣れが必要になる

多重スリーブの選び方

ポイント1:自分のカードサイズを確認する

国内で遊ばれているTCGのカードサイズは、大きく分けてスタンダードサイズ(63×88mm)ミニサイズ(59×86mm)の2種類です。スリーブもこの2サイズに合わせて作られているので、まずは自分の遊んでいるTCGがどちらか確認してください。

カードサイズ寸法対応TCG
スタンダード63×88mmポケモンカード / MTG / デュエル・マスターズ / ONE PIECEカードゲーム / ドラゴンボールフュージョンワールド / ユニオンアリーナ / ウィクロス / ヴァイスシュヴァルツ / Reバース for you
ミニ59×86mm遊戯王OCG / カードファイト!! ヴァンガード / バトルスピリッツ

ポイント2:二重か三重か、目的で決める

無地スリーブで普通にプレイするだけなら二重スリーブで十分です。キャラクタースリーブを使っていて、絵柄の摩耗を防ぎたい場合のみ三重スリーブを検討してください。三重にするとデッキの厚みが目に見えて増えるので、ケース選びと一緒に考える必要があります。

ポイント3:デッキケースの容量を先に確認する

三重スリーブで60枚デッキを組むと、ケースに入らなくなる失敗が多いです。手持ちのデッキケースの収納可能枚数を先に確認し、不足しそうなら大型ケースか、薄手のオーバースリーブ(ブロッコリー スリーブプロテクター スリム等)を選んでください。

スリーブの4層構造とサイズ早見表

スリーブは役割ごとに4段階に分かれます。カードに近い側から順に、インナー → アウター(無地) → キャラスリ → オーバースリーブです。各層の代表的な製品とサイズをまとめました。もっともシンプルな二重スリーブは、この「インナー+アウター」の2層構成が基本になります。

スタンダードサイズ用

サイズ(mm)代表製品
インナー64×89KMC パーフェクトサイズKMC サイドイン パーフェクト(横入れ)
アウター(無地)66×91KMC ハイパーマット
キャラスリ67×92ブシロード スリーブコレクションHG/きゃらスリーブコレクション マットシリーズ
オーバースリーブ68×93ブロッコリー スリーブプロテクター Mやのまん オーバーガードZ
KMC カードバリアー パーフェクトサイズ
KMC パーフェクトサイズ — スタンダードサイズの定番インナースリーブ(64×89mm)

ミニサイズ用

サイズ(mm)代表製品
インナー60×87KMC ミニ パーフェクトサイズ
アウター(無地)62×89KMC ハイパーマット ミニ
キャラスリ62×89ブシロード スリーブコレクション ミニ/きゃらスリーブコレクション ミニ
オーバースリーブ64〜64.5×91〜91.5ブロッコリー スリーブプロテクター S(64.5×91mm)/ブシロード スリーブプロテクターマット V3(64×91.5mm)
KMC カードバリアー ミニ パーフェクトサイズ
KMC ミニ パーフェクトサイズ — ミニサイズの定番インナースリーブ(60×87mm)

スタンダードサイズの組合せ事例

二重スリーブ:インナー + アウター(無地)

大会・公式戦の定番構成です。インナーでカードを密封して、アウターで外側を保護します。シャッフル感はアウター側のマット加工で決まります。

代表的な組合せ
インナー(64×89mm)KMC パーフェクトサイズ
アウター(66×91mm)KMC ハイパーマット

定番組合せ:KMC パーフェクトサイズ + KMC ハイパーマット。複数のレビューブログでも「サイズがぴったり収まる」と紹介されている、スタンダード二重スリーブの基準的な組合せです。ハイパーマットは裏面にエンボス(凹凸)加工があり、カット時に滑りすぎないので、シャッフル感を重視するプレイヤーから支持されています。

二重スリーブ:キャラスリ + オーバー(インナー省略型)

インナーを省略して、キャラクタースリーブの上に直接オーバースリーブを重ねる構成です。三重に比べて1層少ないぶん、デッキの厚みを抑えられます。ポケモンカードのように60枚デッキで三重にすると厚みが出すぎる場合の選択肢として、複数のレビュー記事で紹介されています。

代表的な組合せ
キャラスリ(67×92mm)ブシロード スリーブコレクションHG/きゃらスリーブコレクション マット
オーバースリーブ(68×93mm)ブロッコリー スリーブプロテクター M/やのまん オーバーガードZ

ただし、デッキを組み替える際にカード本体に直接触れる必要があるので、カードの汚れや反りが気になる方には向きません。インナーの空気密閉によるカード保護を重視するなら三重構成が無難です。

三重スリーブ:インナー + キャラスリ + オーバー

キャラクタースリーブを使う場合の構成です。シャッフルで擦れやすいキャラスリの表面を、オーバースリーブで保護します。

代表的な組合せ
インナー(64×89mm)KMC パーフェクトサイズ
キャラスリ(67×92mm)ブシロード スリーブコレクションHG/きゃらスリーブコレクション マット
オーバースリーブ(68×93mm)ブロッコリー スリーブプロテクター M/やのまん オーバーガードZ
ブシロード スリーブコレクション HG
ブシロード スリーブコレクションHG — スタンダードサイズのキャラスリーブ(67×92mm)
ブロッコリー スリーブプロテクター
ブロッコリー スリーブプロテクター M — キャラスリの上に重ねるオーバースリーブ(68×93mm)

三重スリーブを60枚デッキで使うと、デッキの厚みが目立って増します。ポケモンカード公式デッキケース(ロングデッキケース)は60枚三重を想定して設計されていますが、汎用ケースでは収まらないことが多いので、購入前に対応枚数を確認してください。デッキの厚みを抑えたい場合は、薄手のオーバースリーブ「ブロッコリー スリーブプロテクター スリム」を選ぶ方法もあります。

ミニサイズの組合せ事例

二重スリーブ:インナー + アウター(無地)

遊戯王・ヴァンガード・バトスピ(バトルスピリッツ)の大会で広く使われる構成です。いずれもミニサイズ(59×86mm)のカードなので、同じKMC ミニ パーフェクトサイズ+ハイパーマット ミニで対応できます。

代表的な組合せ
インナー(60×87mm)KMC ミニ パーフェクトサイズ
アウター(62×89mm)KMC ハイパーマット ミニ

定番組合せ:KMC ミニ パーフェクトサイズ + KMC ハイパーマット ミニ。遊戯王・ヴァンガードでは、カードラボなど実店舗のスタッフブログでも2〜3重スリーブが推奨されており、ミニサイズの二重構成では最も使われている組合せです。

三重スリーブ:インナー + キャラスリ + オーバー

代表的な組合せ
インナー(60×87mm)KMC ミニ パーフェクトサイズ
キャラスリ(62×89mm)ブシロード スリーブコレクション ミニ/きゃらスリーブコレクション ミニ
オーバースリーブ(64〜64.5×91〜91.5mm)ブロッコリー スリーブプロテクター S(64.5×91mm)/ブシロード スリーブプロテクターマット V3(64×91.5mm)
ブシロード スリーブプロテクターマット V3
ブシロード スリーブプロテクターマット V3 — ミニサイズ対応のオーバースリーブ(64×91.5mm)

公式スリーブとの組合せ事例

各カードゲームの公式スリーブ(デッキシールド)はそれぞれ独自のサイズで作られています。インナースリーブを内側に入れた二重構成で公式スリーブを使うプレイヤーも多いので、代表的な3つの公式スリーブのサイズと組合せ事例をまとめました。

TCG公式スリーブ名サイズ(mm)
ポケモンカードデッキシールド66×92
遊戯王OCGデュエリストカードプロテクター63×90
カードファイト!! ヴァンガードミニスリーブコレクション62×89

ポケモンカード公式スリーブの組合せ

ポケカ公式デッキシールド(66×92mm)にKMC パーフェクトサイズ(64×89mm)を組合せる二重構成は、大会で使われる定番のひとつです。インナーを入れた状態でも公式スリーブに無理なく収まります。

遊戯王公式スリーブの組合せ

遊戯王公式(デュエリストカードプロテクター:63×90mm)は、一般的なミニサイズのキャラスリ(62×89mm)より一回り大きい設計です。インナースリーブ(KMC ミニ パーフェクトサイズ:60×87mm)を入れた二重構成は問題なく成立します。一方で、公式スリーブの上にミニキャラスリを被せる構成(公式を内側に入れる)はサイズ的に成立しないので注意してください。

ヴァンガード公式スリーブの組合せ

ヴァンガード公式(ミニスリーブコレクション:62×89mm)は一般的なミニサイズのキャラスリと同サイズです。インナースリーブと組合せた二重構成、さらに上にオーバースリーブ(64.5×91mm)を重ねる三重構成も成立します。

ゲーム別 二重スリーブの早見表

遊んでいるカードゲームによって、カードのサイズ区分(スタンダード/ミニ)が決まり、合わせるスリーブも変わります。主要タイトルごとに、どのサイズ区分か・二重スリーブの基本構成をまとめました。寸法の詳細は上の「スタンダードサイズの組合せ事例」「ミニサイズの組合せ事例」も合わせてご覧ください。

カードゲームサイズ区分二重スリーブの基本構成
ポケモンカードスタンダード公式デッキシールド + KMC パーフェクトサイズ
MTG(マジック)スタンダードKMC パーフェクトサイズ + ハイパーマット
ワンピースカードゲームスタンダードインナー + 無地アウター(スタンダード)
デュエル・マスターズスタンダードインナー + 無地アウター(スタンダード)
遊戯王OCGミニKMC ミニ パーフェクトサイズ + ハイパーマット ミニ
カードファイト!! ヴァンガードミニインナー + 公式スリーブ + オーバースリーブ
バトルスピリッツミニインナー + キャラスリ(ミニ)

デュエル・マスターズやワンピースカードはポケモンカード・MTGと同じスタンダードサイズなので、スタンダード向けの二重構成がそのまま使えます。遊戯王・ヴァンガード・バトルスピリッツはミニサイズで、ミニ用のインナー・スリーブを選びます。サイズ区分が同じゲーム同士なら、同じ組合せを流用できます。

二重・三重スリーブの入れ方とコツ

組合せが決まったら、あとは順番に入れていくだけです。ただし「向きを揃える」「空気を抜く」「ホコリを入れない」の3点を押さえておくと、仕上がりがきれいになり、あとで入れ直す手間も減ります。

二重スリーブ(ダブルスリーブ)の入れ方

  1. インナースリーブにカードを入れます。表裏と上下の向きをデッキ全体で揃えておくと、あとでカードを見分けられる状態(マーク状態)になるのを防げます。
  2. インナーごとアウター(無地スリーブ)に入れます。このとき、インナーの挿入口とアウターの挿入口が同じ向きにならないようにすると、すき間からホコリや水分が入りにくくなります。

挿入口の向きを分けるには、横入れ(サイドイン)タイプのインナースリーブを使うのが簡単です。横入れインナー+上入れアウターにすると、口が直交してフタのように働きます。

三重スリーブ(トリプルスリーブ)の入れ方

  1. インナースリーブにカードを入れる
  2. その上からキャラクタースリーブをかぶせる
  3. さらにオーバースリーブをかぶせる

層が増えるほど、層と層の間に空気が残りやすくなります。1層かぶせるごとに、挿入口と反対側の角を軽く押して空気を逃がすと、ふくらまずにすっきり収まります。

きれいに入れるコツ

  • ホコリ対策:作業前に手を洗う・拭く、机の上を払っておきます。静電気でホコリが付きやすいので、乾燥した季節は特に気をつけてください。
  • 空気の抜き方:挿入口を下に向けて入れるか、入れたあとに対角の角を押して空気を逃がします。カドまるスリーブのように挿入口の反対側に空気穴があるインナーを使うと、空気が抜けやすく作業が楽になります。
  • 向きの統一:デッキ全体でスリーブの向き・上下を揃えます。縦入れと横入れを混在させると見分けがつく状態になり、大会でマーク扱いされることがあるので、同一製品・同一方向に統一してください。

二重・三重スリーブの向き(表裏・上下・挿入口)の揃え方

多重スリーブで意外と迷うのが「向き」です。向きには〈表裏〉〈上下〉〈挿入口の方向〉の3種類があり、それぞれ揃え方の考え方が違います。順番に整理します。

表裏・上下はデッキ全体で統一する

カードの表裏(イラスト面)と上下の向きは、デッキ全体で必ず同じにそろえます。1枚だけ向きが違うと、裏から見て「ここに特定のカードがある」と分かる目印(マーク)になり、大会では不正を疑われる原因になります。スリーブに入れる前に、全カードの上下・表裏をそろえてから作業するのが基本です。

挿入口は層ごとに「互い違い」にする

内側スリーブと外側スリーブの挿入口(カードを入れる口)は、同じ向きにそろえず、別の方向に向けるのがポイントです。口がずれることでフタのように働き、すき間からホコリや水分が入りにくくなります。いちばん簡単なのは、横入れ(サイドイン)タイプのインナースリーブと上入れの外側スリーブを組合せる方法で、口が直交して密閉性が高くなります。

キャラスリ・オーバースリーブの向き

イラスト入りのキャラクタースリーブは、絵柄を表(カードの表面側)に、挿入口を上にして入れるのが基本です。さらに上からかぶせるオーバースリーブは、挿入口をキャラスリと逆(下向き)にすると、内側のキャラスリが抜け落ちにくく、口からのホコリも防げます。三重にする場合も、隣り合う層の挿入口が同じ向きで重ならないように意識すると、全体の密閉性が上がります。

よくある失敗・トラブル

サイズ違いで入らない

「キャラスリの上にオーバースリーブを重ねたら入らない」というケースは、ほとんどの場合キャラスリのサイズが67×92mmではなく、特殊サイズ(69×94mmのワイドタイプなど)だったケースです。購入前に商品ページのサイズ表記を確認してください。

デッキケースに収まらない

三重スリーブで60枚デッキを組むと、汎用デッキケースには入らない場合があります。実プレイヤーの体験談では、ポケカ公式ロングデッキケース、Ultimate Guard サイドワインダー100+/133+、TOYGER DeckSlimmerなどの大容量ケースが三重60枚に対応するとされています。デッキを30枚×2に分割して別ポケットに収納する方法を紹介しているプレイヤーもいます。詳しいフォーマット別の選び方は次の章にまとめました。

ぴったりすぎて裂ける

インナースリーブを過度にタイトなサイズで選ぶと、カード挿入時にスリーブの口が裂けることがあります。インナーは表記サイズだけでなく、実物の厚みや製品ごとの伸縮性で挿入感が変わるので、まずは少量パックで試してから本数を揃えると安全です。

多重スリーブ対応のデッキケース選び方

多重スリーブ運用ではデッキの厚みが大きく変わるため、デッキケースは枚数とスリーブ構成の両方を考えて選ぶ必要があります。フォーマット別の代表的な選択肢をまとめました。

ポケモンカード(60枚デッキ)

ポケモンカードゲーム公式デッキケース(ロングデッキケース)は60枚三重スリーブを想定して設計されています。汎用ケースで三重を運用したい場合は、Ultimate Guard サイドワインダー100+などの大容量ケースが対応します。三重で厚みが気になる場合は、ブロッコリー スリーブプロテクター スリム M(薄手の同サイズ)を選ぶか、インナーを省略したキャラスリ+オーバーの二重構成も選択肢になります。

MTG スタンダード(メイン60+サイドボード15=75枚)

MTGの構築フォーマットではメインデッキ60枚に加えサイドボード15枚を持ち運ぶため、合計75枚を収納できるケースが必要です。Ultimate Guard サイドワインダー133+(Xenoスキン等)は二重スリーブで75枚を収め、三重60枚にも対応する大型サイズで、複数のレビュー記事でMTGプレイヤーから評価されています。

MTG 統率者戦/EDH(100枚デッキ)

統率者戦は100枚という大容量で、二重スリーブにすると入るケースが限られます。「シングルスリーブなら入るが二重で入らない」「インナー+無地は入るがキャラスリ+オーバーは入らない」などサイズ問題が起こりやすいフォーマットです。Ultimate Guard サイドワインダー133+はこれらを解決した横入れケースとして、複数の統率者プレイヤーから紹介されています。三重100枚も視野に入れるならTOYGER DeckSlimmerが対応します。

遊戯王(メイン40〜60+エクストラ15)

遊戯王はメインデッキ40〜60枚にエクストラデッキ15枚を加えるため、最大75枚をミニサイズで収納できるケースが必要です。ミニサイズ専用ケースは選択肢が多く、二重スリーブでも収まりに余裕があるケースが一般的です。三重スリーブにする場合は、ケースの収納可能枚数を事前に確認してください。

用途別おすすめ早見表

「結局どの二重スリーブを買えばいい?」という方向けに、二重スリーブのおすすめ組合せを用途別にまとめました。迷ったら、自分のカードゲームと目的に近い行の構成をそのまま選べば失敗しにくくなります。

用途おすすめ構成
ポケモンカード(大会・対戦)公式デッキシールド + KMC パーフェクトサイズ(二重)
MTG(大会・対戦)KMC パーフェクトサイズ + KMC ハイパーマット(二重)
遊戯王(大会・対戦)KMC ミニ パーフェクトサイズ + KMC ハイパーマット ミニ(二重)
キャラスリの絵柄保護重視インナー + キャラスリ + ブロッコリー スリーブプロテクター(三重)
三重で厚みを抑えたいインナー + キャラスリ + ブロッコリー スリーブプロテクター スリム(三重)
高額カードの長期保管KMC パーフェクトハード + ハイパーマット(二重・反り防止)

よくある質問

Q. 一重スリーブじゃダメですか?

カジュアルプレイや個人保管なら一重で問題ありません。ただし大会出場や、シャッフル頻度の高い対戦では、カードに直接ダメージが及ばない二重構成が一般的です。

Q. 二重と三重、どちらを選べばいいですか?

キャラクタースリーブを使うかどうかが分かれ目です。無地スリーブで対戦するなら二重で十分。お気に入りのキャラスリの絵柄を長持ちさせたい場合は三重を選んでください。

Q. 大会で使えるのは何重までですか?

多くのTCGの公式大会では二重スリーブの使用が認められています。三重スリーブはシャッフルに時間がかかることから、ポケモンカードの一部大会では制限される場合があるので、参加予定の大会の規定を事前に確認してください。共通の条件として「裏面が透けて見えないこと」「スリーブの傷・折れ等で識別可能な状態(マーク状態)でないこと」「破損していないこと」が求められます。MTGの公式レギュレーションでは特に「マークされたカード/スリーブ」の使用が禁止されているので、長期使用で擦り傷が出てきたスリーブは早めに交換するのが安全です。

Q. 公式スリーブを使うならインナーは不要ですか?

公式スリーブだけだとカード本体が直接スリーブに触れる構成になります。シャッフル時に微細な摩耗が発生する可能性があるので、インナースリーブを併用してダブル構成にするプレイヤーが多いです。ポケカ公式デッキシールドにはKMC パーフェクトサイズがぴったり収まります。

Q. キャラスリだけで対戦に出てもいいですか?

絵柄が消耗するのでおすすめしません。キャラスリは表面の印刷が剥がれやすく、対戦を重ねるうちに擦れ跡や剥離が目立ってくることがあります。対戦で使うならインナーを内側に入れる二重、または絵柄保護を兼ねて三重にするのが安心です。

Q. オーバースリーブのS/Mサイズの違いは何ですか?

ブロッコリー スリーブプロテクターの場合、Sはミニサイズ用(64.5×91mm)、Mはスタンダードサイズ用(68×93mm)です。S/M/Lはブロッコリー独自の呼称で、他メーカーには無い区分なので、公式表記のサイズ(mm)を確認してください。

まとめ

多重スリーブ選びのポイントは3つです。①自分のカードサイズ(スタンダード or ミニ)を確認する、②目的(大会用 or 絵柄保護)で二重か三重かを決める、③デッキケースの容量を先に確認してから組合せを選ぶ。サイズさえ押さえれば、あとは好みのスリーブを組合せるだけです。

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